株式会社I.H.M代表取締役社長
合同会社オフィスマサルエモト代表社員
一般社団世界水まつり代表
江本 博正
国際波動友の会会員の皆様、こんにちは。
いよいよ(2023年)11月11日、阿蘇にて世界水まつりが開催されます。前回の浜名湖に次いで2回目の世界水まつりですが、このイベントの準備の為に動いている間、たくさんの人と繋がってきて、どんどん大きくなっていき当日を迎える事を楽しみにしています。
会場のアスペクタは野外コンサート場で、収容人数は2万人を超えます。たくさんの人が参加をして、皆で一つになって「まつり」を楽しむことを今から心に描いています。
今回は、世界水まつりを通じてつながった人たちの事や世界水まつりの見どころをお伝えいたします。
まず、最近Facebookで出てきた「地球の水への祈りを取り戻そう」という日本語の投稿のお話から。その言葉が気になり詳細をチェックしてみると《カリフォルニアのシャスタ山の先住民たちと「地球の水への祈り」を取り戻す》というクラウドファンディングの紹介でした。スクロールダウンして見てみると、シャスタ山に住む、ウィネメン・ウィントゥ族という部族をサポートするものであり、それをみて私は驚きました。
2009年にIHMで主催した江本勝とシャスタ山に行くというツアーがあり、日本からのお客様と一緒に彼らの聖地に訪れたことがあり、そこで熱烈に歓迎してくださった先住民たちが、今回クラウドファンディングの対象のウィネメン・ウィントゥ族だったのです。このFacebookで見たクラウドファンディングのプロジェクトは彼らの生活を守るために給水車をプレゼントするというものでした。そのプロジェクトをされている方々はアスカプロジェクトと呼ばれる活動をされている人たちでした。まず、私たちのグループ以外で「水への祈り」をやっている日本の方々がいたという事、そしてその方々がサポートされている部族が昔江本勝を大歓迎してくださった人たちという事、良い意味でダブルショックでした。
2009年にウェィネメンの方々とお会いした時、実はお会いするまでに色々とありました。
その時彼らは江本勝の事を知らずに、「日本の水の研究者とその仲間が来る」という事だけを聞いていたそうです。彼らの住むシャスタ山は湧き水が豊富で、彼らはその水を守る役割があり、太古から伝わる智慧を引き継ぎ、水と大地に感謝の祈りをしながら、その場所にずっと住んでいたのです。しかし、当時大手のミネラルウォーターの会社がその豊富な水資源に目をつけて、シャスタ山の地下から水をくみ上げてボトル詰めにしてそれを世界規模で販売をし始めました。その上、大切にしていた土地は汚染され、聖地にはダムが建設されて、彼らが神聖な存在として何よりも大切にしてきたサーモンは戻ってこなくなりました。
地元の人を通じて、シャスタ山に行き、先住民の方々と触れ合いたいという要望を伝えていたのですが、その数日前になって、「その水の研究家は大企業をつながっているかもしれない」という理由から「来ないで欲しい」と伝えられました。その時私は、ツアーのアシスタントをしていて、参加された方々はシャスタ山の聖地に行き、先住民の人たちと触れ合う事を大変楽しみにしていたので、皆さんとても残念がられて、中には憤慨していた方もいらっしゃいました。そこで何とか、私たちはそういう人たちとは違うという事を伝えたいと思い、翌日にシャスタで開催される江本勝のセミナーに来てくださいと、招待をしました。
そして次の日、彼らのグループの中から2人程、セミナーに参加をして頂きました。江本勝はセミナーでシャスタ山の結晶写真を見せたり、水がどのように私たちの祈りや意識、そして言葉などに反応するのかという事を現地の人に伝えました。最後には聴衆からスタンディングオベーションが起きました。そして最後まで拍手と賛辞を送っていたのが、ウィネメン・ウィントゥ族のお二方でした。
彼らは江本勝の元に駆け寄り、「私たちは誤解をしていました。あなたの研究は本当に素晴らしい。是非明日、皆さんと私たちの聖地に来てください」と言ってくださいました。
江本勝は足が悪く、山道をどうやって行くかという問題がありましたが、なんと彼らの若い衆3人くらいで、江本勝をおみこしのように椅子に載せて担いでくださって、無事にパンサーメドウズを通り、彼らの聖地へと行くことが出来ました。聖地に着いたら、女酋長さんのカリーンさんが迎えてくださいました。他にもたくさんの人たちがお迎えをしてくださり、私たちの為にセレモニーをしてくださいました。その後、ランチをご馳走してくださり、和気あいあいと交流をしました。江本勝はシャスタ山のパンサーメドウズの美しい湧き水の結晶写真を額に入れたものをカリーンさんにプレゼントをし、「この美しい水源をこれからも守っていってください」と伝え、固い握手をしました。


そのカーリンさんが、クラウドファンディングのページに載っていて、「まだ彼女は元気なんだ」ととても嬉しくなりました。
このアスカプロジェクトの方々が行っていた、彼らの原住民としての「祈り」の生活を支援する為、そして彼らの生活の為に「給水車」をプレゼントするというクラウドファンディングはたくさんの方々からサポートを受け、約1300万円集め、無事に彼らに給水車をプレゼントをされるそうです。そして彼らが生活の基盤を取り戻し元々住んでいた土地を買い戻し、そこに新しいエコビレッジを創るのが最終目標だそうです。
そんなプロジェクトのリーダーの優花さんから素敵な写真が送られてきました。優花さんはプロジェクトが無事に成功した後に、シャスタ山のカリーンさんの元を訪れました。そしてなんと江本勝が亡き後、2019年に出版し、その時のシャスタ山のでの出会いの事も取り上げている『水からの伝言 ザ・ファイナル』をカリーンさんにプレゼントしてくださったのです! その写真と江本勝が結晶写真をプレゼントした時の写真を見比べてみると何て素敵なんでしょう!

そしてカリーンさん、11月にアスカプロジェクト主催のイベントに参加する為に日本の九州に来られるとの事です! 実はアスカプロジェクトでも11月11日に宮崎にて、世界各国の長老に来て頂き祈りのイベントを行うそうです。そのためにカリーンさんも来られるという事、そして是非11月にお会いしましょうというメッセージも頂きました。カリーンさんは江本勝がプレゼントした結晶写真を部屋に飾って、いつも眺めてくれているそうです。
こうして、横のつながりも大切にしながら、当日は平和の祈り、水と自然に対しての愛と感謝の祈りを発信していきたく思います。
私は有難いことに、今まで江本勝と一緒に色々な国々へ行かせてもらい、様々なセレモニーに参加させて頂きました。2012年12月21日は、メキシコマヤの聖地ウシュマルのピラミッドの前で、時代が変わるといわれていた日の朝日を現地の人たちと一緒に迎えるセレモニーにも参加しました。現地の方々はセレモニーの前に必ず法螺貝を四方に吹きます。私はその法螺貝の渦の音色が大好きで、世界水まつりでも法螺貝演奏を演目に入れたいなとずっと思っていました。
そんな中、今回の会場のアスペクタで今年の4月くらいに2回目の打ち合わせをしていた時にそこのスタッフの方から、「そういえばこの間、法螺貝をこの場所で1000人で吹けないかという事を聞きに来た女性の方がいたのですが、あなた方の関係の人ではないですか?」と聞かれ、「いや初耳です!」と答えました。そしてその後、その方が、りーこ・ワケワケさんだと知り、ヒカルランドで彼女の出版記念セミナーが行われた時に参加をして、直談判で「世界水まつり」で法螺貝演奏をして頂きたいのですがと伝えたら「是非お願いします!」と快諾をしてくださったのです。その後、法螺貝奏者1111人を集める! という事で、動いてくださっています。
1111人とは現実的ではないかと思われるでしょうが、彼女はここ数年で千個以上の法螺貝を販売した実績があり、色々なところでグループで法螺貝を吹かれています。ちなみにピンク法螺貝とは、雌の法螺貝の事で、修験道で使われている法螺貝は雄の法螺貝なので、音色や波動が違います。雄の法螺貝は縦の波動で、ピンク法螺貝は横の波動だそうです。当日は縦と横で、統合する演奏を行いたいと考えています。
ピンク法螺貝の事をもう少しお伝えしますと、正式名はコンク貝と言うそうでカリブ海のバハマに生息しています。現地では食用として好まれ近年、乱獲により数が減り絶滅危惧種に指定されています。今はワシントン条約により保護されていて、輸入が原則として禁止されているそうでとても希少な美しい貝殻です。そんな貝をなぜ、りーこさんが持っていたかというと、約25年前、ワシントン条約に指定されると聞いたとある会社の社長がピンク法螺貝1000個を輸入。しかし会社の倉庫にそのまま25年もの間保管しておいていたそうで、その方がりーこさんにお会いし、ピンク法螺貝を託したという事です。
りーこさんは修験道の法螺貝を吹こうと思ったのですが、あまりにも色々なしきたりがあってそれを断念をしていた時にこのピンク法螺貝1000個を持つ方と奇跡的に出会ったのです。そしてリーこさんは、女性を中心にこのピンク法螺貝を広めました。そしてSNSなどを通じてなんと全部販売してしまったそうです! この女性性の横のつながりというのは本当に凄いと思いました。リーこさんのセミナーに2回ほど参加しましたが、私を覗いてほぼ皆女性なのです!
アイアン・イーグルジョーさんは2014年、江本勝が亡くなる前に、フロリダで祈りのセレモニーを行った時にお会いしています。その時、江本勝は彼の純粋性にとても心打たれました。
イーグルジョーさんは、謙虚で素敵な方です。その時に私も一緒に同行しましたが、熊本の大自然の中で祈ったり、歌を歌ったりと、本当に自然と会話をしているのを垣間見れました。今回、熊本の阿蘇にまた戻ってきて、彼の祈りの唄を聞くのがとても楽しみです。
あと一つ、大切なお知らせがあります。『共鳴磁場』6月号でもご紹介しました物部綾香さんが、世界水まつりに出演が出来なくなりました。物部さんの出演を楽しみにしていた方々には心よりお詫び申し上げます。世界水まつりに出演出来なくなった理由は、11月11日にエジプトのピラミッドの前で祈りの唄を歌う事になったからです。私たちもその知らせを聞き一瞬大きなショックを受けましたが、それと同時に、エジプトでの重要なお役目が人智を超えた大きな力に突き動かされていることを確信しました。お互いに協力して、地球全体規模で行うイベントを成功させましょう! となりました。
11月11日の物部さんの物理的な出演は叶いませんが、美しく調和の取れた世界を創っていくという想いは同じです。
私たちの意識は、何千キロ離れたところまで伝わります。阿蘇のカルデラと阿蘇山による天然のパラボラアンテナと、エジプトのピラミッド、そして宮崎での世界各国の長老たちの祈りの発信が共鳴し繋がり、大きなポジティブな集合意識で、この水の惑星地球を満たしていきます。
「11月11日に世界が変わる」という想いで準備を進めております。国際波動友の会の会員皆様も是非、ご参加をお願いいたします。当日は会場がすごい波動で満たされ、大きなパワースポットと化すことでしょう。物理的に無理な方はインターネットでのライブ配信でもご参加頂けます。
一番大切なのは、皆で心ひとつに祈りを捧げる事です。もし数霊REIWAなどの波動機器をお持ちでしたら、世界平和の遠隔ヒーリングで一緒に祈りを発信しましょう!
江本 博正(えもと ひろまさ)*1976年名古屋生まれ。アメリカの大学を卒業後、株式会社I.H.Mで研究所スタッフとして水の結晶写真研究に携わる。その後、アメリカロサンゼルスに赴任し、現地で父、故・江本勝とともに波動という概念、そして「水からの伝言」を広める為に様々なイベントを主催する。2014年、株式会社I.H.M代表取締役就任。2018年に合同会社OFFICE MASARU EMOTOの代表社員就任。亡き、父の江本勝の後を継ぎ、日本並びに世界中へ波動技術、水の結晶写真の教えを広める事をミッションとしてる。2019年にクラウドファンディングにより『水からの伝言 ザ・ファイナル』を上梓。https://hado.com