『HADO LIFE』2026年春号
NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長
林 美智子

 

 令和8年が明けて間もなく、1月9日から12日まで鹿児島の離島で、奄美大島の最も北西部に位置する小さな島「喜界島」に初めて行ってきました。奄美大島からプロペラ機に乗り、離陸したかと思うとすぐに着陸態勢に入り、飛行時間がわずか20分にも満たないほど近くにあり、面積は57キロ弱、周囲は49キロ程、そして人口は現在6000人に満たないとても小さな島です。

 実は昨年の夏に友人Aさんと沖縄の久高島に行き、そこから喜界島に行く予定でした。久高島では昔ながらの懐かしい人々の「温かさ」や自然に敬意を払い、神々様を今でも敬っている姿に触れ、大切なことを思い出させてもらいました。なんとも驚いたのは、久高島の土地は誰のものでもなく「みんなの物」なのです。人が土地を所有していないところは他にはなく、日本唯一の場所です。この時に、久高島の暖かさだけではなく、特別なところであることを知りました。

 本来は久高島の後、そのまま那覇から喜界島に行く予定でした。ですが鹿児島から那覇に飛んでくるはずの飛行機が大雨のため、鹿児島空港を飛び立つことができず欠航になったのです。那覇は晴天だったのですが、翌朝の飛行機に期待しました。翌朝は飛行機は飛んだもののあいにくキャンセル待ちが取れなかったので、結局喜界島に行けずに東京に帰ってきました。本当に残念でした。この時は「きっとまだ喜界島の神様から受け入れてもらえていないのだ」と、迎え入れてもらえる時まで待とうと思っていました。

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