株式会社I.H.M代表取締役社長、
合同会社オフィスマサルエモト代表社員
一般社団世界水まつり代表
江本 博正
9月21日、22日と世界水まつりが阿蘇で行われました。
昨年の11月11日に世界水まつりを同じ場所で行って、毎週のように世界水まつり実行メンバーたちとミーティングし、この日のために準備をしてきまして、ついに当日を迎えました。事前の天気予報が雨でしたので、それだけが心配でしたが初日は何とか最後までちゃんと予定通りに開催することが出来ました。
最初のオープニングでは雨が降ってきましたが、きっとそれは祝福の雨だったのでしょう。地元の保育園こころのかわいい園児たちを中心とした太鼓から始まり、その後主催者挨拶、そして小原大典さんによる天真五相。まず、小原さんの天真五相は会場の皆さんと一緒に発声をしたので、皆を一体化させました。その後、アスカプロジェクトの優花さんを始めとするお三方のお話と歌と舞が行われました。優花さんはこの世界水まつりの前に、ロシア連邦内にあるアルタイ共和国とアメリカのシャスタ山に行かれて、そこで現地の先住民から頂いた聖なる水を阿蘇まで持って来てくださいました。それをステージ上で受け取りました。その後もイーグルジョーさんとみぽぽさんやMASUKEさんによる演奏、歌、ディジュリジュのKnobさんによる演奏と祝詞の奏上、そしてシンギングリン協会による皆さまの演奏と素晴らしいステージが続きました。
シンギングリンの演奏の時に再度雨が降ってきて、一時的に強くなりましたが、その後に水へセレモニーが始まった際には晴れて、ステージ上に光が注ぎました。本当に特別な時間でした。会場に居た方は、阿蘇山に虹がかかったのを見た人もいます。後で写真を見ましたが、なんとダブルレインボーが出ていたのです。まさに、江本会長からの天からの祝福だと感じて、胸が熱くなりました。
そして、エジプトにいるトレイシーアッシュさんにインターネット中継でつなぎ、エジプトから祈りとメッセージを届けて頂き、スイスの波動インストラクターでもあるクレアリスさんにも繋ぎ、スイスから祈りを届けてくださいました。この日は世界ピースディーで世界中で平和に関するイベントが行われています。このように他の国をつないで一緒に心ひとつ祈りを捧げ平和への集合意識を高めていくというのも今回の大きな目的でもありました。
その後もステージでは瀬戸花世さんによる歌が続きました。本来ならばお父様の瀬戸龍介さんと一緒に歌って頂く予定でしたが、龍介さんは体調不良のため残念ながら出演できませんでした。花世さんがお父様の分まで、澄んだ美しい声で「水の詩」と「ホ・オポノポノ」と「イウアオエ」の歌を歌ってくださいました。最初の「水の詩」は江本勝が講演の最後にいつも流していた、いわばテーマソングのような歌でしたので、聞いていて色々な思いがこみ上げてきて感極まりました。花世さんの歌で会場はとても盛り上がり、その後行われたサイン会では、長蛇の列が出来ていたそうです。
今回スイスから来日し、出演をされたイヴ・ルルマンさんの愛と感謝の交響曲とアンジェラ・リサさんとの美しい舞とのコラボが行われました。イヴさんは2017年に東京に来られて波動インストラクタースクールを受けられた音楽家の方です。今回の愛と感謝の交響曲は江本勝さんからインスピレーションを受け取って今年の1月に作曲をした曲です。
壮大なメロディーで素晴らしい曲に、リサさんの愛と感謝を表現した舞が本当にマッチしていました。その後、昨年も出演を頂いたヒーロー&ボーカルグループのラブレイブの皆様。共鳴磁場でも連載をして頂いたゼウスさん他、3人の方が今回出演をしてくださり、昨年と同じようにヒーローの歌で会場を盛り上げてくれました。ちなみにラブレイブは最近アメリカでのレコーディングを終えて、これから全米デビューをするという、凄い展開になっています。
夜は芸術家の大志さんのリードで宇宙大花火を行いました。地元の太鼓と一緒に阿蘇の夜空に打ちあがる花火は圧巻でした。そして花火と共に皆の夢やメッセージ、そして結晶写真も一緒に印刷をして打ち上げました。まさに火と水との統合という事でしたが、その後いくつかのステージをはさんで初日は無事に終了いたしました。
そして9月22日の朝を迎えました。天気は大雨でした…。
私たちは近くのホテルのバルコニータイプの部屋に宿泊をしていたので、夜中に雨が降る音が強くなっていたのを感じていまして、私は朝まで「この雨がどうか朝には弱くなっていますように」と布団の中で必死に祈っていましたが、朝起きた時に外を確認すると大雨でした。
「世界水まつりは水を祀る祭りなので、雨で中止になるという事はあり得ない」という想いで会場へと向かいましたが、会場に着いたら現場の責任者から「ステージの状況を確認して欲しい」と言われ一同ステージへと向かいました。ステージは雨だけではなく風が吹いていて、まさに荒天という状況でした。責任者の方が「この状況での開催は機材に影響をする可能性があり、お客様の安全性の確保の問題もあり難しい」と言われ、最初に時間を遅らせての開催という事も考えましたが、その日はずっと天気が悪いという予報でしたので、苦渋の決断でしたが最終的に屋内でライブ配信のみに切り替えての行うという事になりました。
この決断は容易なものではありませんでしたが、それ以外に選択肢はなかったと思います。会場のアスペクタのリハーサル室を使って、皆で会場づくりの準備をしました。その間主催者側は出演者やお客様、ブース出展社の方々への対応。もう本当に大変でしたが、皆がそれぞれの役割をこなして、チーム一丸となり難局をどうにか乗り越えることが出来ました。
リハーサル室は、阿蘇をバックにしたステージとは比べられないほど殺風景で、この日の為に準備して頂いた出演者の方々には本当に申し訳ないと思いましたが、全ての出演者の方々はまったく不平を言わず、素晴らしいエネルギーで、歌や舞や演奏を見せてくれました。本当にそのことに感動しました。
この世界水まつりのイベントに関わってくださる方は、このイベントの趣旨に共鳴し、我がなく純粋で、全ての事に意味があるというスタンスで受け入れてくださる方々ばかりだと思いました。出演者の方々だけではなく、ブース出展の方々も急遽小さい部屋での開催になり、お客様も雨の影響で少ない中で行って頂きましたが、まったく不平もなく盛り上げてくださいました。
2日目は大変でしたが、最後までやり切れました。秋分の日、新しいエネルギーの変わり目の時に、大雨だったという事はそれは浄化の雨であったのかと思います。
2日目も、笑顔共和国、イガンダさん、シェイリーマーリーさん、地元の演者の方々、そしてミズノテの方々、そしてネハハさんとたくさんの演者の方々に盛り上げて頂きました。2日目の海外中継ではワイタハ族のデ・ポロハウ長老と繋がり貴重なメッセージを頂き、そしてブラジルの波動インストラクターのアレクシアさん、そしてアメリカのシャスタ山からは市村よしなりさんにも登場をして頂き、世界中の方々と繋がることが出来ました。最後の祈りのセレモニーでは、今回世界18ヵ国以上から集まった40種類以上の水を統合し、その水に対して愛と感謝の祈りを捧げることが出来ました。
最後のミネハハさんの歌の時には、出演者、主催者、スタッフの人たちが入り交じり、感動のフィナーレを迎えることが出来ました。会場に足を運んでくださった来場者の皆様は特に阿蘇の様々な自然を体感することが出来たイベントだったと思います。雨が降り、風が吹き、光が差し、雷が鳴り、虹が出現しました。きっと今回の世界水まつりでは自然の精霊たちも参加してくださったのでしょう。
世界をつなぎ、世界中の水を統合し、皆で水への祈りを捧げることが出来た事を嬉しく思います。
今回たくさんの方々からサポートを頂きました。多くの方にご参加、ご出演をして頂きました。この世界水まつりへ関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様方のお陰で、「第3回世界水まつり」を無事に開催することが出来ました。
江本 博正(えもと ひろまさ)*1976年名古屋生まれ。アメリカの大学を卒業後、株式会社I.H.Mで研究所スタッフとして水の結晶写真研究に携わる。その後、アメリカロサンゼルスに赴任し、現地で父、故・江本勝とともに波動という概念、そして「水からの伝言」を広める為に様々なイベントを主催する。2014年、株式会社I.H.M代表取締役就任。2018年に合同会社OFFICE MASARU EMOTOの代表社員就任。亡き、父の江本勝の後を継ぎ、日本並びに世界中へ波動技術、水の結晶写真の教えを広める事をミッションとしてる。2019年にクラウドファンディングにより『水からの伝言 ザ・ファイナル』を上梓。https://hado.com