『共鳴磁場』2024年4月号
音楽家、音楽療法士、波動カウンセラー
豊田美幸

 

見えない世界との繋がり

 私と波動との付き合いは、かれこれ30年以上になります。私には前世の記憶があり、全ての始まりは1歳半の時です。一つ前の前世は、修験者でした。そこでは、鬼を見たりなどの記憶があり、両親からするとすごく不思議な子供だったみたいです。そういう感性が養われたのは、クラシック音楽が大好きな母のお腹の中で一緒に聴いてたからかもしれません。

 小学校に上がる頃には、登下校中に綺麗なお花やチョウチョや風景を見ると自然にメロディーが出てくる。そんな子供でした。高学年になった時に「私は他の星からやって来た。この終末に関係するため来た」という思いが浮かんでくるという経験がありました。その星とはM42です。M42というのはオリオン座大星雲の一つです。オリオンって何か悪いんじゃないか思ったのですが、陰と陽があるのでオリオンの全てが悪いっていうわけではなく、いい星もあるということなのでしょう。

 それと同時に、小学生のときに毎日のように同じ夢を見たのです。それは山の中を、当時の父親が乗ってた車でぐるぐると出口もないところを彷徨っているような夢だったんです。私は父の影響で、先祖供養や神様に感謝すること、また家相学や生命判断にその頃から興味があって好きでした。そして、21歳ぐらいの時に自動車事故にあい幽体離脱をしました。衝突する直前に体から出て、その衝突する車を後ろから見ていて衝突と同時に体の中に戻りました。その事故はもう廃車にするような大事故だったので死んでもおかしくない状況でしたが、実際はたんこぶ一つ出来ただけでした。そういった幽体離脱をした頃から見えない世界との繋がりが出来てきたように思います。

波動には高低差があり、高次元・低次元がある

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 当時、会社経営してた父が、真言密教のお寺に出入りをしていて、私も母と弘法大師の月命日の21日のときには出掛けそこでも不思議な体験が始まったのです。お寺の院主さんの奥様から「あなたは虚空蔵菩薩様にご縁があるから真言を5000回唱える行をすればいいよ」と言われました。それで、毎日のように数珠を持って真言を唱えました。

 そのお寺には霊障で苦しんでいる方がたくさん来られていました。そこで感じる感覚「これは何ですか?」と聞いたら「それは死んだ人の霊です」とのことです。これが死んだ人の霊の感覚かと思いました。また別の違う感じもする。聞くと「それは魔物の波動、これは観音様の波動」と教えてくださいました。それで、波動には全て感じ方が違うんだなと分りました。波動には高低差があり、高次元・低次元がある。悪想念を発すると魔物など良くないものに繋がりやすくなるのです。

自力で解決することの大切さに気づく

 30代に入った頃、音大の友人からジャズボーカルの先生のリサイタルがニューヨークであるので一緒に行かないかと誘われ出掛けました。コンサートやミュージカルを観たりと楽しくしていたのですが、最後の2日ぐらいに、クリスチャンの友人が教会に行きたいと言ったのです。場所は、テロがあったツインタワーのすぐそばです。行った日の晩から、色々な現象が起こりました。ホテルの部屋ですごいラップ音が鳴り出し、けれども私しか聞こえない。トイレの水は波打っている。

 同時に、お父さんが息子に嘆きの言葉をかけてる声が聞こえました。聞こえたというより頭の中に浮かんでくるのです。多分事故死された息子さんを抱きかかえて泣いてるお父さんの声だと思います。あとはもうすごい吐き気。もう全然動けなくなりました。それで帰国まで、何回もお寺に国際電話をしてその都度払ってもらいました。するとすぐに楽になるのです。しばらくするとまたやって来る。その度にまた国際電話をする。帰りのフライトが9時間ぐらいあるのに、ものすごく大変で、それで「他力本願、人に頼ってばかりでは駄目だ。自分で何とかしよう」と決心したのです。

音と健康をテーマに

 それから色々な本を多く読みました。宗教も闇の世界についてもです。闇の世界を知って、それまで20代の頃までは音楽が大好きだったのに、その音楽で人を不幸に出来ることを知ってすごくショックでした。共通音とされた440Hz。シュタイナーがA(ラ)440Hzについて「A=432Hzでない基本音調は悪魔的社会へと導く」と言っています。それから、音と健康というのをテーマに、様々な周波数の音叉を揃えて音叉ヒーリングをしました。自宅にあったピアノの調律も528Hzが鳴るように調律してもらったり。音楽療法の資格を取り、音楽心理学やホリスティック栄養学を学び、音と音を健康テーマに考えるようになりました。

 ピアノの調律は、音が綺麗にそろってればいいと思っていましたが、調律する人の性格とか人格が音に現れるのです。几帳面な人が調律したら几帳面な音がするのです。また、作曲者がどういった思いで曲を作ったのかを想像し、自分がどう演奏したいのかを決める。結局は自分の意識とかがすごく関係してくる。それで「音って生き物みたいですごく面白いな」と改めて感じました。神様は人間に想像力を与えたそうです。意識と創造、何でも変えることが出来るんだなということを実感しました。

愛と感謝で光り輝けば、望む世界を創造出来る

神々の用事で2019年に玉置神社、熊野大社、熊野速玉大社、神倉神社を訪れた晩の直会で、またひとつ仲良くなった神々の波動が盃に入ったものです。一つひとつ違う神様の波動で全く違う味わいになったお酒。神の波動は日本酒が一番入りやすい。波動水ならぬ、波動酒ですね。
 1999年から2003年の4年ぐらいの間だけでも、東京や大阪で色々な勉強会があり夫と通っていました。運命学、フーチ、成功哲学、人間学、レイキとかです。
 同時に古神道の教えに触れ、神々のことをもっと深く知りたいなと思い、古代の神様に触れ喜んでもらえることがしたいなと願うようになったのです。

 結婚前に私が神棚でお参りしてたら「2人で山の上から光を放ちなさい」という声が脳裏に浮かんできたのです。それで結婚をすることにしましたが、主人も何か不思議な能力を持っています。

 そういった経緯を経て、KTSーPROとの出会いが始まっていったのです。通っている歯医者さんが、舩井幸雄先生と交流があった方でバイオレゾナンスセラピーをされていました。それですごい興味を持ちました。それと江本先生の水の結晶です。初め、波動水は自分の中では直接神様からエネルギーを入れてもらったらいいんじゃないと思っていました。吉野内先生の数霊シリーズに出会って、開発の経緯を知ったら惹かれていくものがありました。数霊シリーズ、KTSーPROは感情測定が出来ます。
それがすごいなって思いました。

 感情の中でも「喜怒哀楽」は、すごく分かりやすいです。その感情は人間だけじゃなくて神様にもあります。悪想念で地球が包まれ、それをエサとして喜んで支配してくる存在がいる。世の中を良くするためには、笑う門には福来るじゃないけれども、楽しく笑って心配しない。そういうことをしないといけないなと思います。
 愛と感謝で光り輝ければ、私達の望む地球が取り戻せると思います。それには、KTSーPROと数霊シリーズというのは、すごく価値があるものだと思いました。

 今一番大切なのは、人々が楽しく思うこと。怖がってるじゃないですか。全てにおいて不安だし、この先どうなるのかなって。それはありますが、産みの苦しみで一旦はすごく悪くなるのですが、それを超えると光が見えてくる。悪いことが起こるという人は、自分を変えないといつまでたってもそういうものを引き寄せてしまう。ピンチはチャンス、病気・痛み・不幸事にも意味がありそれにも感謝が必要だと思う。
 何か憑いたから払ってくださいと言われたら休みのときでも払わないといけない。数霊シリーズに出会ったのはそういうタイミングでした。機械が勝手にやってくれてるからいいなって思います(笑)

 吉野内先生のお写真を拝見すると、決意をされて生まれてこられたような気がします。「この世の中を良くするぞ」みたいな感じの決意が聞こえてきました。私も吉野内先生を見習って精進したいと思っています。

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