株式会社I.H.M代表取締役社長
合同会社オフィスマサルエモト代表社員
一般社団世界水まつり代表
江本 博正
今年で第4回目となる「世界水まつり」は、7月26日(土)に東京都内で開催されます。2022年に浜松で始まり、2023年と昨年は阿蘇で行われ、今回が初めての都内での開催となります。
このイベントの誕生は、2021年の秋に私と現・世界水まつり理事の阿蘇さん、そして呉さんと共に熊本の幣立神宮へお参りに行ったことがきっかけでした。
当時、コロナ禍で人々が分断され、恐怖などのネガティブ波動が蔓延していた状況に対して、何か出来ることはないかと3人で考えた際、「まつり」というアイディアが降りてきました。こうして「世界水まつり」が誕生したのです。
「まつり」を通じて人生の喜びを共有し、心をひとつにして祈りを捧げること。そして「水」に対する意識を高めることが、この世界水まつりの目的です。さらに、「水のまつり」であるため、世界中の誰もが参加できるイベントとしてスタートし、最終的に世界人類を一つにするまつりにすることが目的です。
第1回目の「世界水まつり」は、呉さんの活動拠点である浜松で開催されました。呉さんは、放置竹林の場所を持続可能な循環型の生活の場へと変えるために現地で地道な活動をしており、そうした背景のもと、この祭りは浜松でスタートしました。
当時はコロナ禍だったため、会場には関係者を含め約100名が集まり、オンラインでは世界中から約500名が参加してくださいました。まつりは地元の人たちの太鼓演奏から始まり、プロジェクションマッピングを活用した舞や歌、演武などのパフォーマンスが行われました。また、世界的に有名な生物学者であるブルース・リプトン博士による「祈りの力」についての素晴らしいビデオ講演もありました。
さらに、会場では「水への祈りのセレモニー」が行われました。会場の参加者だけでなく、オンラインでの参加者も一緒に、そこにある水へ祈りを捧げました。そして、祈りを捧げた水は翌日、浜名湖へ放水されました。
浜松の世界水まつりでは専門家を招き、祈りの前後で水の科学的な測定を実施しました。すると、汚染度を示すCOD(酸素要求量)が15から7という数値に変化し、祈りの後には水質が劇的に改善されたのです。測定を行った専門家はこの変化は魚が住めないくらいの数値から水から魚が住めるくらいの数値に変わったことだと言い、「ありえない」と驚いていました。
これまで、結晶写真やGDVなどの技術を用いて祈りの前後の「波動的変化」を測定した経験はありましたが、科学的な調査により数値的な変化を確認できたのは、私たちは今回が初めてでした。この結果は非常に意義深いものです。私たちの純粋の祈りが水の水質を劇的に改善したのです。
なぜ祈りによって水質が改善されたのかを考えた際、私たちの純粋な祈りが水の光子を増やし、有機物やミネラルを分解することで水質が改善されたのではないかと推測されます。この現象は、1999年7月に江本勝氏が琵琶湖で行った「水へのセレモニー」の際にも見られました。当時、汚染されて悪臭を放っていた琵琶湖の水に祈りを捧げたところ、セレモニー後に悪臭が消え、その様子が新聞にも掲載されたのです。そのときの作用も、祈りの力によって湖水の様々な物質が分解されたという今回の現象と同じものであった可能性が考えられます。
翌年の2023年は阿蘇の大自然に囲まれた野外劇場へ会場を移し、11月11日にまつりを開催しました。阿蘇カルデラの中に位置する会場は、本当に素晴らしいエネルギーに満ちており、約2000人の参加者が集まりました。人々は大自然のエネルギーと新たな出会いを楽しみ、出演者による歌や舞、演奏を心ゆくまで堪能していたようです。
昨年は阿蘇の同じ会場で9月21~22日の2日間にわたって「世界水まつり」を開催し、初日の夜には「夜のまつり」として花火が打ち上げられました。さらに、会場で行われた「祈りのセレモニー」では、儀式の終了後に大きな虹が現れるという感動的な出来事もありました。
残念ながら、2日目は嵐に見舞われ、会場を屋内へ変更して祭りを続行しました。しかし、世界中の人々を中継で結びながら行われたセレモニーには、海外からも多くの方々が参加してくださいました。この時のセレモニーは様々な波動機器を活用し、祈りの力を増幅させました。前回のセレモニーでは、世界各地の水を阿蘇へ集め、それに祈りを捧げました。その際に撮影された結晶写真は、精緻な美しさを持ち、「愛と感謝」の結晶を彷彿とさせるものでした。
そして、これを経て今回で第4回目となる「世界水まつり」が開催されます。今回は、都内唯一の渓谷である等々力渓谷の近くにある、アクセスの良い「せせらぎホール」で行われます。今回も、世界各地の人々と中継でつながるセレモニー、歌や舞、演奏、さらに環境に関するフォーラムや波動機器を使った祈りのセレモニーなど、見どころ満載の祭りとなります。
また、7月22日からオンライン上で、様々な分野で活躍されている方々のメッセージ動画を「世界水まつり」公式YouTubeチャンネルにアップしていき、まつりを盛り上げていきます。当日は今までと同じようにオンラインで無料配信を行いますが、会場のエネルギーを直接感じたい方は、ぜひチケットをお求めください。
世界水まつりは、「水・祈り・環境・科学・芸術」を融合させ、いのちと地球の調和を讃える祭典です。水の記憶、波動技術、そして意識の力を通じて、世界中の人々と響き合いながら、新たな文明の創造を目指しています。皆さまとともに、新時代のまつりを創造し、調和の取れた愛と感謝の世界へ向けて歩んでいければと願っております。
江本 博正(えもと ひろまさ)*1976年名古屋生まれ。アメリカの大学を卒業後、株式会社I.H.Mで研究所スタッフとして水の結晶写真研究に携わる。その後、アメリカロサンゼルスに赴任し、現地で父、故・江本勝とともに波動という概念、そして「水からの伝言」を広める為に様々なイベントを主催する。2014年、株式会社I.H.M代表取締役就任。2018年に合同会社OFFICE MASARU EMOTOの代表社員就任。亡き、父の江本勝の後を継ぎ、日本並びに世界中へ波動技術、水の結晶写真の教えを広める事をミッションとしてる。2019年にクラウドファンディングにより『水からの伝言 ザ・ファイナル』を上梓。https://hado.com