『共鳴磁場』2023年12月合併号
株式会社I.H.M代表取締役社長
合同会社オフィスマサルエモト代表社員
一般社団世界水まつり代表
江本 博正

 

 2023年11月11日に「世界水まつり2023 in 阿蘇」を開催し無事に終わりました。会場参加は2,000人、ウェブ配信から8,000人の計約10,000人の人にご参加頂きました。
 本当に数えきれない人たちのサポートのお陰でこのような大きなイベントになりました。関わった人すべての方に御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 前日のリハーサルはずっと雨でしたが当日は見事な晴天に恵まれました。阿蘇の波動は最高で、出演者の皆様が輝いていました。
 お客様も凄い反応が良くてとても楽しんでいらっしゃるのが見て取れました。一番最初の地元の荒尾太鼓の方々が勢いをつけてくださいました。当初6人くらいの人員しか提供出来ないという事で、あの大きなステージで大丈夫だろうかという心配がありましたが、全く心配無用でした。皆若くてほとんどが十代のメンバーですが、本当に楽しそうにイキイキとステージ上を飛び回って演奏していました。それを参加者も楽しそうに見守ってくださり、最高の幕開けでした。
 その後も多くの演者さんに登場して頂き、それぞれが素晴らしい独特のパフォーマンスをしてくださいました。

 ピンク法螺貝の演奏の時に急遽皆で「君が代」を歌うことになり私も舞台の袖で歌っていたら自然に涙が出てきました。数千人で一緒に歌う君が代は圧巻でした。 
 他にもディジュリジュのノブさんとイーグルジョーさんとの共演や2,000人の人と一緒に行う小原大典さんによる「天真五相」そして40名のシンギング・リンの演奏や笑顔共和国の福田さんたちと会場の皆様と一緒に踊ったり、最後のフィナーレではミネハハさんの魂の唄声など、全てがダイナミックで見どころがたくさんありました。
 まだご覧になっていない方は是非、世界水まつりのYouTubeをご覧ください。

 祈りのセレモニーでは阿蘇の11か所から集められた湧き水を混ぜた水に対して祈りを捧げました。一人一人祈りのお水としても今回のイベントの公式デザインのカルデラホーンの特別なラベルが貼ってある地元南阿蘇のミネラルウォーターを提供しその水にも祈りが込められて、阿蘇の地に撒いてもらいました。祈りを捧げたこのお水が、阿蘇の大地に染み渡り、それがやがて川となり、いずれ海に流れて行きます。そしてその水が蒸発して空に昇り、また雨となって、この地上に循環して行きます。

 私たちの、「水への祈り」の循環です。
 最高の場所で、最高の人たちと一つになれました。
 こんなに大きな共鳴磁場を創れたことに感動をして、最後のフィナーレでも涙しました。

 天界からも大きな応援もあったことは間違いないはずです。それ抜きでは今回のような大きな規模にはならなかったと思います。2年前に阿蘇の地で発案された「世界水まつり」は2000年に江本勝が幣立神宮の五色人祭を世に開くお手伝いをしたところから始まりました。熊本で世界水まつりのPR活動をしている時に何人もの人から「お父さんの講演行った事あるよ」とか「2000年の幣立の五色人祭の時のイベントは僕も手伝ったよ」とか言ってくださり、先人の活動があったからこそ今回の世界水まつりがたくさんの地元の方々に受け入れられ、開催が出来ました。

 今回出演された小原大典さんは、地球規模の平和と祈りの祭典が行われたのは1987年にホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が呼びかけた「ハーモニック・コンバージェンス」が最初で、そのイベントが世界中のスピリチュアルな人々を目覚めさせる大きなきっかけとなり、その後江本勝が『13の月の暦』に賛同して、毎年7月25日の「時間をはずした日」に世界各地で「水に愛と感謝を捧げる祈り」のセレモニーを続けてきて、そして今回の世界水まつりへと脈々と皆の思いが紡いできているという事をお話されていました。本当にその通りだと思います。

 11月11日は私たちだけではなく、違うグループの人たちが宮崎や富士山などで平和の祈りを捧げるイベントを行っていました。彼らも、将来の地球と子供たちの幸せを考えて、この地球の未来に私たちが今出来る事を行っていくという同じ思いを共有しています。

 皆の意識を合わせて、ポジティブにこの世界を変えていくという事を皆でやっていき、その仲間はきっと今後もっともっと増えていく事に違いないと思います。江本勝がいつも言っていた市民レベルでの活動がこれから大きくなって、世界をよりより方向へと変えていくんだと思います。

 2024年の世界水まつりは、9月21日、22日の開催予定となりました。来年は9月にやりたいという話をしていて、会場のアスペクタ阿蘇で空いている日程がそれしかなかったという事なのですが、後で知りましたが、何と9月21日は国際平和の日(ピースデイ)です。まるで全てが導かれているかのようです。

 今回、こんな大きな会場でやったのは初めてという事で、反省点も色々とあり、それらを改善してもっと大きな、そしてもっと意義深い世界水まつりにしていきたく思います。最終目的は全人類で祝い、心ひとつに祈りを捧げるまつりにすることです。これからも頑張って参ります!

 そしておまつりだけではなく、環境問題への取り組みや色々な新しいテクノロジーや情報の発信なども世界水まつりコミュニティーを通じて発信をしていきたく思っております。皆で未来の地球の為に「今」出来る事を考えていき、それを実行していく。そんな活動をこれからも行っていきます。

 「世界水まつり2023 in 阿蘇」に関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。わっしょい!

「世界水まつり2023 in 阿蘇」
祈りのセレモニーで皆で唱和した祈りの言葉

世界水まつり、水への祈り 
World Water Festival, prayer for water

私たちは、水に感謝し、敬意を込めて祈ります 
We thank and respectfully pray for water.

水、それは、すべての起源 
Water, it is the origin of all.

水、それは私たちの、いのち 
Water, it is our life.

水、それは天と地の記憶 
Water, it is the memory of heaven and earth.

水、それは動物たち、植物たちの呼吸 
Water, it is the breath of animals and plants.

水、それは世界を結ぶ力 
Water, it is the power that connects the world.

水、それは子供たちの未来 
Water, it is the future of our children.

水、それはすべての可能性 
Water, it is the possibility of all.

私たちを生み、育み、動かす、水 
Water, that gives birth to us, nurtures us, and moves us.

私たちは水に感謝します 
We give thanks to water.

私たちは水に敬意を捧げます 
We honor water.

私たちは水に愛を贈ります 
We give a love to water.

地球を取り巻くすべての水が、清らかになることを祈ります
We pray that all the waters surrounding the earth will be clean.

その清らかな水によって、地球が癒されることを祈ります
We pray that the earth will be healed by that pure water.

生きとし生けるものすべてが、癒されるように祈ります
We pray that all living things will be healed.

生きとし生けるものすべてに、愛と調和がもたらされるように祈ります
We pray for love and harmony for all living things.


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江本 博正(えもと ひろまさ)*1976年名古屋生まれ。アメリカの大学を卒業後、株式会社I.H.Mで研究所スタッフとして水の結晶写真研究に携わる。その後、アメリカロサンゼルスに赴任し、現地で父、故・江本勝とともに波動という概念、そして「水からの伝言」を広める為に様々なイベントを主催する。2014年、株式会社I.H.M代表取締役就任。2018年に合同会社OFFICE MASARU EMOTOの代表社員就任。亡き、父の江本勝の後を継ぎ、日本並びに世界中へ波動技術、水の結晶写真の教えを広める事をミッションとしてる。2019年にクラウドファンディングにより『水からの伝言 ザ・ファイナル』を上梓。https://hado.com

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