NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長
林 美智子
なんともう12月、師走です! 毎年言っていますが、また今年も同じことを言います。「もう12月。いつの間に1年が過ぎたのでしょう」
月日の経つのが速く感じるのは歳のせいだと聞きました。確かに! それもあるでしょう。それでもちょっと納得いかないような気がします。
もしかしたら地球の回転速度が速まっている? と思ったこともありますが、時計も同じように進んでいるところを見ると、時間の進み方に変化はないような気もします。
やはりそれは歳のせいなのでしょうか。いずれにしても月日の過ぎるのはあまりにも速すぎ、江本会長が他界してすでに11年が経ちました。うそのようです。
私は最近、息子たちに「人生はあっという間だから、やりたいことはその時にした方がいい。やってみたい事をしないで後悔するより、やって後悔したほうがいいからね」と言っています。これは私自身が人生を66年生きてきて痛切に感じていることで、毎日、無駄にする時間はないほど、一生は短いということです。なので、子ども達には伝えておきたい、やりたいことは是非ともどんどん実行して欲しいと思っています。
では、私は今一番やりたいことは何でしょう。改めて考えると分からないものですね。身近なところで大切にしているのは「家族との時間」です。たわいのないことをしたり、話したりする時間が大好きで、一番安心し、心が温かくなる時です。
そして一緒に活動している仲間たちと共に様々なところに顔を出し、水、波動、愛感謝、歓びなどを共有し合う事も大好きです。自分が人生を楽しんでいれば、他人に対しても同じように楽しんで欲しいと思えますし、自分の心が温かいと、そのぬくもりを周りの人にもおすそ分けすることが出来るので、自分の平和は家庭の平和、そして多くの家庭が平和であれば、この日本、地球は平和であるという事だと思います。何も一生懸命に「世界平和」と声を大に言わなくても、要は私が、そしてそれぞれが自分の家庭を、家族を楽しんでいれば良いという事ではないでしょうか。
以前にも書きましたが、名古屋で自然分娩の助産院「吉村医院」で吉村先生と共に助産婦さんとして働いてこられた岡野眞規代先生と数年前から「命のお話会」でご一緒させていただいています。つい9月にもご一緒して、妊娠から子育てに関して最近のママさんたちが産婦人科や母親学級などでは教えてもらえないようなことで、とても大事なことを伝えてくださいました。
10月17日から19日に世田谷にある蛇窪神社で、一般社団法人セイク・オブ・ピース(「平和のために」の意)が主催して「五色人祭り」が行われました。その一環としてフリーキッズスクールが行われ、理事をしていらっしゃる眞々田容子先生にお声がけをいただき、蛇窪神社でお子様向けに『水の結晶ってナニ?』と題して、お話をさせていただきました。眞々田容子先生は蔵前にある「クローバー子どもクリニック」の院長先生で、西洋医学だけではなく、統合医療的に子供さん達やママさん達を診ていらっしゃいます。なので、是非容子先生に『水からの伝言』と岡野先生の講演を見てほしいと思い、10月12日に銀座で行われた「命のお話会」に参加していただきました。
三人集まれば文殊の知恵! 小児科医の容子先生、助産婦さんの岡野先生、そして私は普通の主婦ですが水と波動、言葉といった観点から子どもたちとママさん達に関わることが出来ます。三人の共通する想いは、今、ママさん達に妊娠時~お産~子育てにおける大事な情報が欠如しているのではないかということです。妊娠したその時からの赤ちゃんとの向き合い方次第で、子どもたちの成長が大きく異なるということが分かってきています。
今少子化により、子ども達がさらに貴重になってきていますので、現代医療を受け入れながらも普遍的に大切なことを伝えていきたいという話をしています。
NPO法人エモト・ピース・プロジェクトが立ち上がり来年には丸15年、そして江本会長が他界して11年経ちました。子どもたちに「水からのでんごん」を伝え続けながらも、次の段階に突入しつつあるのかもしれません。
子どもたちの将来、日本の将来、そして地球の将来を考えたときには、岡野先生や容子先生のような方々と協力していきながら根本的な部分に触れていくことが重要なのではないかと思っています。
エモト・ピース・プロジェクトの活動
9月にドイツ語圏での活動をしてくださっているシュタイン亜希子さんがご主人(エルヴィンさん)の講演通訳として八ヶ岳にいらっしゃったので、博正社長や望月さんたちと一緒に会いに行きました。久しぶりに亜希子さんにお会い出来ただけではなく、エルヴィンさんの新月に伐採する木の話などをお聞き出来てとても良い刺激を受けました。
9月中旬に八ヶ岳で講演し、月末には清里在住で波動インストラクターの大豆生田さんが主催してくださり、「水からの伝言」のお話をしました。
10月には岡野先生と共同で行った「命のお話会」に眞々田容子先生にもお越しいただき、10月中旬、容子先生にお招きいただき、蛇窪神社でお子様向けにお話ししました。
残り2週間ほどでいよいよ令和8年、西暦2026年になります。2020年から激動の時代に突入し、今も世界は大規模な変化を見せています。ですが「命」の在り方などには急激な大規模変化はないのです。いつになっても妊娠の期間は同じですし、子供の成長過程もさほど大きな違いはありませんので、命にとって大事なことはいつの時代も大事ですので、これからの子ども達が肉体的、精神的に健康で、目をキラキラと輝かせて大人になっていってほしいと望んでいます。令和8年が、安心安全で、より輝かしく、皆が歓びを分かち合える1年でありますよう強く祈っています。
皆様、今年も一年間、IHMグループ、エモト・ピース・プロジェクト、そして地球平和のためにさまざまな形でご協力、そして応援をしてくださり、誠にありがとうございました。幸せな年末年始をお過ごしくださり、平和で明るい令和8年のスタートを切ってくださいますよう、お祈りしております。
エモト・ピース・プロジェクトを、ご支援をしてくださる方は是非ともよろしくお願いいたします。支援の方法としては下記がございます。
1)エモトピースプロジェクトのマンスリーサポーターとして、月々支援する。
(月々1,000円から)
2)絵本を印刷するために寄付をする。
寄付金振込み先(郵便局)
口座名:トクヒ)エモトピースプロジェクト
口座記号、番号:00110-4-599788
3)エモト・ピース・プロジェクトより絵本を購入し、学童などの施設やお子様たちにお配りする。
皆様のご協力に心より感謝し、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
林美智子(はやし みちこ)
NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長。オレゴン州ポートランドのLewis & ClarkCollegeで外国語(スペイン語、フランス語、イタリア語)を専攻し卒業。大学在学中、中米コスタリ力のコスタリカ大学に1年間留学。その間コスタリカの運輸省で日・英・西の通訳を務める。米国大学卒業後帰国し、語学学校で8年間勤務、 出産と同時に退社。2人の息子の母。子育て中にフリーで翻訳および英検対策本を10冊以上出版。2004年3月、江本会長の秘書として波動教育社に入社し、2011年エモト・ピース・プロジェクトをNPO法人として登録して 以来、江本会長と当プロジエクトに尽カを注ぎ、2014年10月より江本会長の後を継ぐ。https://emotoproject.com












