NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長
林 美智子
天然温泉「ゆの里」
今年は例年よりも寒さが長引いたので、桜の季節が4月にずれ込んでしまいました。4月12日にこの記事を書いているのですが、東京はまだ桜がきれいです。
今回は2024年3月から4月頭にかけての活動報告をさせていただきます。ありがたいことに、3月は5カ所で講演をさせていただきました。移動と寒さもあったのか、和歌山県橋本市にある「ゆの里」での講演の後体調を壊し体力的にかなりきつかったので、これからは自分なりにスケジュール管理をする必要があるなと思いました。
3月の講演は以下の所で行いました。
*3月2日=群馬県
*3月10日~11日=和歌山県橋本市「ゆの里」
*3月16日=愛知県名古屋市
*3月24日=岐阜県岐阜市
*3月29日=銀座
*ゆの里
和歌山県にある天然温泉「ゆの里」には去年初めて行きました。 社長の重岡昌吾さんは科学者であるルミアナ・ツェンコヴァ先生と水の共同研究をなさっているので、一度ゆの里に行ってみたいと思っていました。それが実現したのが昨年で、今年はなんと「水からの伝言」の講演をゆの里で行う機会をいただき、重岡社長もご覧になってくださり、とても光栄でした。
少しばかり緊張もしました。というのは、重岡社長は定期的に「お水のお話会」をなさっていて、そこでツェンコヴァ先生との共同研究を通して分かった科学的なことをわかりやすくお話してくださっており、私もそのお話会に参加させていただいたことがあります。
重岡社長がツェンコヴァ先生となさっている研究により水の科学はかなり進んでいて、そしてもちろん重岡社長はものすごい知識をお持ちです。それでもこんな私のお話をきちんと聞いてくださり、快く気さくに接してくださった重岡社長はとても素敵な方です。
3月10日と11日の2日間のイベントで、久村寿美さんという元海上自衛隊員の方と私のジョイントのイベントでした。久村さんは子どもたちに日本の大切なことを教えたいと「学び舎きのねっこ」という寺子屋をなさっています。中国による沖縄侵攻の問題を考えるとき、なぜ今私たちが日本で安心安全に暮らしていけるのかを再度考える機会をいただきました。
世界的にみて日本人はとても恵まれていますし、それ故に平和ボケしているところがあるので、私たちが忘れてはならない日本の歴史や真実を語っていくことの必要性を強く感じました。
岐阜県では観光も!
3月23日と24日にお招きいただいた岐阜県! なんと23日は主催者とお仲間たちと観光までさせてくださいました。大阪でクラブエコウォーターの代理店をしている小川まり子さんが定期的に「命のお話会」を開催してくださいます。
以前ご紹介した鳥取県智頭町で「いのちね」という助産院とデイサービスのセンターを運営していらっしゃる岡野眞規代先生との丸一日のセミナーで、命の大切さをテーマに「自然分娩」と「水」について皆さんに知っていただき、考えていただく一日です。このような会を主宰してくださる小川まり子さんのお人柄は言うまでもなく、考え方と行動力が素晴らしい。まり子さんを理解し応援しているご主人とご家族には頭が下がります。
3月の岐阜でのお話会では23日の午後1時に岐阜駅に着き、その後小川まり子さん、岡野先生、まり子さんチームの方たちと井奈波神社や岐阜大仏、最上川の鵜飼の遊覧船体験など、めったに出来ない観光までさせていただきました。
岐阜大仏は三大仏の一つだそうですが、岐阜に大仏があること自体知りませんでした。奈良東大寺の大仏と同じくらいの大きさで、とても優しそうな顔をしています。
いつも講演をしに色々な所に伺いますが、ほぼ観光などすることはないので、岐阜では本当にありがたい一日観光となりました。小川まり子さんとチームの皆さん、そして岡野先生に感謝いたします。
舩井幸雄記念館と「あたみ森のほいくえんパンダ」を訪問
舩井幸雄記念館の代表理事でいらっしゃる佐野浩一さんが、去年保育園様にと、子供版『水からのでんごん』を10冊お求めくださいました。「え! 佐野社長が絵本を? どこにあげるのだろう?」と思っていましたら、奥様のゆかりさんからフェイスブックでお礼のメッセージをいただきました。フェイスブックを通してお話すると、なんと1年前に舩井幸雄記念館の敷地内に保育園を作ったそうです。0歳から2歳くらいのお子様が10人位、自然の中で、のびのびと、楽しく過ごす保育園で「あたみ 森のほいくえんパンダ」と言います。それを聞いて、私はぜひ森のほいくえんパンダに行ってみたくなりました。
3月28日の午後、佐野ゆかりさんが熱海までお迎えに来てくださり、まずは舩井幸雄記念館を訪問させていただきました。そこには舩井先生が生前大切になさった本が4000冊も大切に保管されていて、また先生直筆の色紙まで飾られていました。舩井先生がおっしゃっていた「勉強好き、素直、プラス発想!」もちゃんと残っていて、先生の想いが力強く響いてきた感じがしました。その側には江本勝が舩井先生に宛てたお手紙も大事に保管されていて、それを見たときには感動して目がウルウルしました。
舩井先生も江本会長も同じ2014年にこの世とお別れしたのだったな~。もう10年にもなるとは思えないです。江本会長がとても尊敬し感謝していた舩井先生ですので、上の世界でも折に触れてはご一緒していることでしょう。
舩井幸雄記念館訪問の後は、敷地内にある保育園「あたみ 森のほいくえんパンダ」を訪問しました。1~2歳というと、人見知りをする年齢で、私が初めて顔を出したので泣く子もいました。
みんなかわいいので、抱っこしたいな~と思っても、怖がらせてはかわいそうなので、少し距離をおいてお子さんたちを見るだけ。この保育園では、床は無垢の杉の木を使い、冷暖房の冷たい風などが直接子どもさん達に当たらないようにと念入りに調べ九州にまで出掛け装置を購入なさったそうです。
ここまでしているのは、おそらく日本では九州の保育園と「あたみ 森のほいくえんパンダ」だけでしょう。食事も手造りで、使う食材も油や塩、しょうゆなどすべて健康に良い物を選んでいるという素晴らしい保育園ですので、片道1時間以上かけて送り迎えしている方もいるそうです。この保育園にご縁をいただいたお子さんたちは幸せ者だ、こういう保育園が日本中に増えるといいな~と思いながら帰路につきました。
林美智子(はやし みちこ)
NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長。オレゴン州ポートランドのLewis & ClarkCollegeで外国語(スペイン語、フランス語、イタリア語)を専攻し卒業。大学在学中、中米コスタリ力のコスタリカ大学に1年間留学。その間コスタリカの運輸省で日・英・西の通訳を務める。米国大学卒業後帰国し、語学学校で8年間勤務、 出産と同時に退社。2人の息子の母。子育て中にフリーで翻訳および英検対策本を10冊以上出版。2004年3月、江本会長の秘書として波動教育社に入社し、2011年エモト・ピース・プロジェクトをNPO法人として登録して 以来、江本会長と当プロジエクトに尽カを注ぎ、2014年10月より江本会長の後を継ぐ。https://emotoproject.com