『HADO LIFE』2025年春号
シュタイン亜希子

 

EMOTO LABO Office Masaru Emoto Germanyからのニュース

ドイツ在住。私の結晶写真を通じたプロジェクト、EPPなどを中心に活動しています。

 今回のテーマは「覚醒」ということで、それ以来自分なりに覚醒、という事について少し心を巡らせてみました。私はもう27年以上前に自分の生まれ故郷の日本をあとにして、ヨーロッパに旅たち、はじめの数年は自分が外国で生活している、という事に夢中になり、全くそれ以外は見えていませんでしたが、少しずつ日常生活が落ち着いてきた頃(5年くらい経過したころだと思います)からは逆に自分が周りのヨーロッパ人とは全く異なる文化と魂を持つ大和の人間、縄文人の魂を引き継ぐ人間であることに目覚めていったように思います。

 そして、娘を出産して、自分が母親になり、子供を守っていきたい、元気に育てたいという感情の中から湧き出るように成長していった、普遍的な意味での愛という感情や考え方に気付けるようになったのも、人生で出産を体験したからこそできた気づきだったと振り返ってみると確かにそうだ、と思える自分がいます。これもある意味では私の人生の中で起こった覚醒だったかもしれません。

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