『共鳴磁場』2023年7・8月合併号
『共鳴磁場』編集長
望月孝彦
『共鳴磁場』編集長
望月孝彦
渦について考察するにあたり、その動きは重要な要素となります。
つまり回転です。その結果、渦になります。回転し螺旋を描き密度が高まり渦になります。この中で螺旋が少し特殊なのです。回転は止めてしまうと消滅してしまいます。
渦も同様です。ですが、螺旋だけは止めても形状を保つ事が出来るのです。言い換えると「渦の動きを止めてもエネルギー形態を保持出来る」のです。螺旋は回転しているがスタートとゴールは交差せずどこまでも伸びていき、バネのように小さく畳むことが可能です。
物質の場合は《ジグザグのねじれ構造》であり(ヒッグス粒子が関係している?)、左右の回転の組み合わせにより全方位からの圧力を受け止めカタチを保つ事が出来ます(2023年4月号参照)。
であれば、螺旋は非物質のエネルギーであり、渦は物質(状態、現象)といえないでしょうか。