『共鳴磁場』2023年12月号 会報誌 無料公開

スキンケアからセルフケアへ。 特別な水をベースに 化粧品への熱い思いが結実した 「人生を変えるスキンケア」とは何か【無料公開】

『共鳴磁場』2023年12月号
ドクターリセラサロンサポート事業部
サロンサポーター兼ヨガインストラクター
角井しずか さん

 

健康も美も、豊かな人生も、「質の高い水」を
抜きにしては考えられない

 この度は、「水」と言えば、世界的にも数々の実績を残された著名な江本勝先生がつくられたIHM様で、私共の製品をご紹介出来ることに非常に喜びと感謝を感じております。有難うございます。

 江本先生は、水の真理や波動、意識など、私たちの存在の根本的なところを世界に向けて啓蒙され、世界に大きなインパクトを与えられました。今のように目に見えないものに対する理解がほとんどなされなかった時代から、信念に従って活動を続けて来られたことに尊敬の念を感じざるを得ません。誰もが出来ることではないからです。特に水というものに対して革命的な視座を与えていただいたことは、私共のように水を特別なものとしてみなしている多くの者たちに、大いなるエンパワーメントを与えていただいたと心から感謝している次第です。

 時代は進み、ひとつに水の実相についても、まだまだ全容の解明に至っている訳ではないでしょうが、それでも科学的な研究から、あらたな事実が詳らかになっていることは、この「共鳴磁場」の読者様ならすでにご存じのことかと思います。水は、単なる物質というくくりを超えた、生命現象に多大な影響を与える存在だと思いますし、視野を広げれば宇宙の成り立ちにも欠かせない存在(水素)であるということです。

 私たちの身体もほとんどが水で構成されており、身体というのは水袋であるといってもいいかもしれません。だからこそ、その中に存在する水のクオリティというものが非常に大事になってくるのは自明のことだと思います。健康維持、そして美の追求、さらに、質の高い人生を送るためには、水の存在は切っても切れないものだと、私共は認識しています。健康も、美も、豊かな人生も、「質の高い水」を抜きにしては考えられないのです。

質の良い化粧品に必要な条件とは

 以上のような水への認識を基に大いなるこだわりをもって、私共ではスキンケアの業界で事業展開を行っています。なぜなら化粧品の成分のほとんどが水だからです。そこにオイルや栄養成分などを溶かしているものが主流となっています。ご存じのように巷にはあふれんばかりのコスメ製品が流通しています。

 しかし、一方で疑問がわきます。「毎月、美容クリームを買われる女性のお肌が、必ずしも《きれい》ではないのはなぜだろう」そのような発想から私共は現在のスキンケアブランド、ドクターリセラを開発するようになったのです。「リセラ」とは、「リ:再生+セラ:細胞」を示す造語です。しかし、単にきれいにみせる製品をつくるだけでは本当の「ケア」とはいえません。

 見た目は一見きれいでも、毎日使うコスメが、トラブルの元だったら本末転倒です。私共は「水」の大切さと共に、「肌トラブルを防ぐ」ことをことのほか重視して製品開発を行っています。考えてみれば当たり前のことなのですが、利益優先の経済活動の現実からしてみれば、二の次、三の次とされてしまう場合もあります。私共はそれにNo! と言いたいのです。真にお客様に喜ばれる製品とは、単に成分の真新しさや見かけの問題ではなく、本質をついて、「結果が見える」ものでなければならないからです。

 この「肌トラブルを防ぐ」という考え方をとても重視するようになったきっかけは、私共の製品開発にそのスタートから携わっている者が、1970年代後半の頃にある体験を得たからです。それはその頃に一人の黒皮病の方に出会ったことがきっかけでした。

 当時と言えば、化粧品公害の訴訟が大きく報じられる時代であり、その方がなぜ黒皮病を患うに至ったかを、その開発担当者が真剣に研究していくなかで、「石油系合成界面活性剤や鉱物油」の怖さに気づいていきました。そこから「肌に良くない成分を極力使わない」思いをいだき、さらに「肌にとって必要な成分だけを、まっすぐ届ける」ということを信念とするまでになりました。それができてはじめて「良い化粧品」と言えるのではないでしょうか。

 「肌にとって必要な成分だけを、まっすぐ届ける」には根本的に何が必要でしょうか。その答えが「水」だったのです。ではそのような水とはどのようなものなのでしょうか。考え方としては「油分や化学物質に頼らない(化粧品のための)水」ということはわかりますが、そのような水があるのか、当初は試行錯誤の毎日でした。

 「そんな水が本当にあるのだろうか?」と、以前から興味があったタラソテラピーというものが念頭にあったとはいえ、理想に叶う水を見つけることが出来ず壁にぶつかって身動きできなくなっていたその時に、その努力と辛酸をなめながらの頑張りに天が応えてくれたような出会いがもたらされました。それが「面白い水」との初邂逅でした。その「面白い水」というのは、「沖縄のある海洋深層水」であり、確かに他にも海洋深層水なるものは存在していましたが、その水が一番データ(エビデンス)をもっていたのです。そのデータの中には「線維芽細胞が元気になる力がある」「抗菌性がある」など、肌にとっても興味深い働きが見受けられとても魅力を感じた、当時の担当者はそう申しています。

 私共は、その沖縄の海洋深層水を研究し、安全で有益な天然水をブレンドした海洋深層水を開発しました。その水自体を私共は「リセラウォーター」と呼び、スキンケア製品としては現在「αGri-X(アルファグリックス)」という基剤に継承されています。この海洋深層水由来の基剤には、大まかに【3つの秘密】があります。

(1)一般的な海洋深層水とは「深度」も「製法」も異なる
 αGri-Xは、海洋の「深度」600m、1,400m、1,500mから採取した深層水と天然水を、美肌理論に基づいて「独自の」バランスで調合したものです。深く、静かな海中に存在する海洋深層水は、外界からの影響を受けることなく清浄で、豊富なミネラルをたたえています。一般の海洋深層水が深度200mより深いところで採取されたものを言いますが、1,000mをもっているものはそうめったになく、おのずとクオリティの違いが出てきます。また、「製法」に関しましても、αGri-Xは脱塩処理も加熱処理もせずに特殊製法によって精製されるため、天然のミネラルを そのまま持ち合わせています。まさにピュアそのものと言っていいでしょう。

(2)体内の水分環境に近いミネラルバランス
 体内の水、たとえば体液などは代謝や神経伝達物質の通り道であったり、細胞から出た老廃物をリンパに届ける道筋であったり、大変多くの身体機能をバックグラウンドで行う舞台となっています。この重要な体液も然り、最近注目されている、ファシア(皮膚と筋肉の間に存在する主に水とコラーゲンで構成されている)も痛みなどのケアに重要視され、これまでの筋膜の考え方とはまた異なるあり方を示しており、このファシアも水無くして存在出来ません。スキンケアについても、当然体内の水環境に適したものでなければ役に立たないことは、容易に想像がつくと思います。
 体内環境に適した水とは、水分子としてピュアであることの他に、ミネラルバランスが体内環境にとって理想的か否か、という部分が非常に重要です。αGri-Xは、その理想に沿ったミネラルバランスを実現しています。

(3)添加物不使用を実現
 αGri-Xには、石油系合成界面活性剤、パラペン(防腐剤)を含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油は使っておりません。これにより、肌ストレスを軽減し、荒れがちな肌を整えることが可能になってきます。そういった肌トラブルを回避する他にも、それらが入っていないことで肌に必要な配合成分だけが、肌にまっすぐに届けることができて「きれい」を目覚めさせることができるのです。

 これらの優位性は現在まで8万人を超えるユーザー様によって証明されていると自負していますが、「赤ちゃんのお肌にも使える」と本気で言える製品づくり、それが私共の誇りとなっています。石油系合成界面活性剤は使用しない、パラベン(防腐剤)を含む旧表示指定成分を使用しない、合成香料、合成着色料、鉱物油などは使用しないと、理想を掲げていたので、実際化粧品をつくるとなると、製造工場を探すことはとても大変でした。

 工場側としても、防腐剤(パラベン)を入れずに品質を安定させる化粧品製造は難しく、条件を受け入れてもらえる工場は中々見つかりませんでした。
 しかし、私たちの理想の製品づくりの想いに共感し、協力してくれる工場をあきらめず探し続けることで出逢うことが出来ました!
 この出逢いがなければ、今のドクターリセラの化粧品はありません。開発者の想いを伝承し今もその想いを社員一同伝え続けています。

「良い化粧品を提供する」
ための熱い思いから生まれる「こだわり」

 特殊な沖縄の海洋深層水を進化させたαGri-Xがメインとした製品づくりを進めることになった際に、次なる課題は、まず「必要最低限の製品は何だろう」ということでした。これまで無かった画期的な製品を目指す一方で、販路などもまだ当然確立していませんから、やみくもに開発することは出来ません。そのような条件下で、スキンケアにとって最小限必要なことから実現していくことになりました。その延長上で、現在の「アクアヴィーナスブランド」の基礎ラインが出来上がっていくことになるのです。

 まずは、肌の汚れを落とすことが大事ですので、洗顔石けんの「ピュアモイスチャーソープ」を開発しました。次に、肌の汚れを落としたら水分を補う必要がありますので、化粧水の「ピュアモイスチャーウォーター」が続きます。水分を補給したらその大切な水分が蒸発しないように配慮しなければなりません。それには美容ジェルを開発する必要があると考え「ピュアモイスチャージェル」が完成しました。

 まずこれらが基本となり、肌トラブルのおこらない、「お肌のきれい」に直接向かえる基本ライナップが出来上がったのです。現在は、これらに日焼け止め対策用の製品「サンカットクリーム」も加わっています。まずこれらの基礎環境を整える製品を使用されるだけでも、大いなる前進を感じられることでしょう。

αGri-Xをメインとした製品づくり

 製品としてあり方と環境についてのこだわりを述べたいと思います。私たちの生活の中には、便利なものがあふれています。ですが、その便利な暮らしの中で、地球全体に大きな影響を与えていることは、『共鳴磁場』の読者様ならよくお分かりかと思います。例えば、清らかな水でしか生きられないメダカが最近姿を消している原因のひとつに生活用水の影響が挙げられています。私たちの身体に直接影響がなくても、積もりつもって地球に大きな影響を与えてしまうこともあると思われます。私共、ドクターリセラでは、私たちの身体はもちろん、共存する小さな生物や地球環境全体に影響を与えない製品づくりを心がけています。

 次のこだわりは、製品を購入された後のアフターフォローに関することです。肌は人それぞれ、ひとつとして同じものはありません。どんなに優れた製品でも、それぞれの体質や肌質に合った使い方があると私共は考えています。

 私共の使命は、お肌のプロとして正しいスキルや知識でユーザー様に応えることだと考えておりますので、お取り扱い頂いているサロン様と共に皆さまのお悩みに本気で向き合い、その方のお肌にとって一番大切なことは何かを一緒に考え、アドバイス、サポートさせていただいております。

スキンケアからセルフケアへ

 安全で機能性の高い良質な水が導くスキンケアの世界は、単に美容という範疇を超えセルフケアともいえるべきクオリティを内包していると思っています。それがどのようなことかといえば、季節、年齢、肌質にとらわれない、老若男女問わず安心して使用出来る化粧品がまず1点として挙げられます。
 そしてお客様が実感を持ってもらえる化粧品、そして、石油系合成界面活性剤、旧表示指定成分など、肌に良い影響を与えない成分を配合しない化粧品です。その高い品質によって、これまでお肌トラブルに悩んでいた方々の世界が変わっていきます。そして自分の「きれい」に気づいていきます。
 それはユーザー様からいただく、私共の製品を使うことで「人生が変わった」というお声からも垣間見ることが出来ます。受け身のスキンケアから、使えば使うほど得られる体感、実感による気づきによって自発的なスキンケアに至る道筋は、まさにセルフケアだと考えるのです。

世界水まつり in 阿蘇にて。向かって右が角井さん。


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角井 しずか(かくい しずか)*
ドクターリセラサロンサポート事業部サロンサポーター兼ヨガインストラクター。
美とリセラのリトリートを西日本を中心に活動。
美と健康に欠かせない体と心を繋ぐ呼吸の大切さや水の大切さを、
ワークショップ、ヨガを通して伝えている。

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