『共鳴磁場』2023年6月号
アニマルコミュニケーター
大豆生田眞弓
アニマルコミュニケーター
大豆生田眞弓
私は、雨の日も風の日も、自分の体調が良くない時も毎日毎日動物たちのお世話で1日が、忙しく「あっと」言う間に過ぎて行きます。
トイレ掃除にオムツ変え、ご飯のお世話やその他色々な作業がたくさんあります。そんな毎日のお世話の流れの中にお散歩という時間があって、個々の状況によってグループ分けしたチームでのお散歩や1頭だけでの場合などもあり、まあ歩くわ歩くわ。
犬たちだけでなく、私の場合馬やポニーたちの散歩もあるので、時間の割り当てで頭をひねります。
森の中や車が通らない道を選んで歩きますが、どうしても若干の車が来る所を行かないとならない事があります。
もちろん、国道などではなく裏道の静かな道なんですが、毎回、私たちの横を通り過ぎる車にひゃっとします。
犬やポニーと歩く私の姿が見えているはずなのに、速度を落とす事もなくそのままのスピードで私たちの真横を通り過ぎて行く車があるのです。
そんな時は、ヒャっとします。
時には、速度は落とさなくても少しだけ避けて通過する車もありますが、大半の車は人間の事や動物の事などお構い無しの感じで走り去ります。
まれに、私たちの横を徐行しながら避けて、気をつけて走ってくれる車があって、そんな時はホッとします。特に、ハイブリッドのエンジン音のしない車が後ろから来ている時は分かりずらいので、気が付いた時には「ドキッ」とします。前にご紹介した車椅子でお散歩しているサニーの場合は、車を確認してからサニーが乗っている車椅子自体を保定して車が通過するのを待ちます。