『共鳴磁場』2023年7・8月合併号
自然保護活動家、世界水まつり理事
呉元成

 

 先月よりこの『共鳴磁場』では、世界水まつりが動き始めておりますが、私も今月は皆様へご理解を深めて頂けます様「世界水まつり」について書かせていただこうと思います。導かれるように今ホテルにいるのですが、目の前には昨年「世界水まつり」のセレモニーを行った浜名湖・弁天島の天然干潟いかり瀬が広がっています。

 「第一回・世界水まつり2022」は、まさに水の神へのご挨拶だったと感じています。太平洋と繋がる汽水の浜名湖は、生息する魚介類は800種を超え、湖としては日本一の漁獲高を誇ります。一年を通して温暖な気候も相俟って、縄文時代の集落跡も多く発掘されていて、古来より自然と人々が共存してきた事が伺えます。

 セレモニー会場は、満潮に伴って徐々に水際が押し寄せてきて、遠目では湖の中に取り残されたような光景でした。その光景は世界水まつりのYouTubeで見る事が出来ますが、全ての撤退を終えて、水の中へ飲まれていった会場を眺めて、とても神聖な気持ちになった事を思い出します。https://worldwaterfestival.net

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