『共鳴磁場』2023年6月号
赤坂溜池クリニック 院長
降矢英成

 

ホリスティック医療では、
病は身体と心のズレ、さらに魂とのズレを教えてくれる
サインだと考えます。

 私は現在、東京の赤坂溜池クリニックで、内科、心療内科、精神科の専門医として医療を行っていますが、その中で私自身が医療と向き合っていく考え方として、「ホリスティック医療」の哲学を基本に置いています。その詳細については、後ほどお話させていただくとして、クリニックでの医療活動以外でも様々な活動を行っています。

 そのひとつの例として挙げられるのは教育の分野です。私は、新しい時代に向けた未来の医療教育の必要性もとても重要だと考えています。そのような私自身の思いがご縁を紡ぐことになり、川嶋朗先生が特任教授としてリーダーシップを執られ開講している、神奈川歯科大学大学院統合医療学講座の中で一部教鞭をとらせていただいております。具体的には、水の最新科学の専門家として活躍されている根本泰行先生が担当統括する「波動・エネルギー療法」のセクションのうち、波動療法およびエネルギー医学に関して科学的裏付けとなる事柄と量子生物学やチベット医学の解説の部分を現在担当しています。

 私が今回のお話の中でお伝えしたいと思う事のひとつは、波動・エネルギー療法は、適切に利用すれば大変役立つものではあることは間違いなく、一方その原理や背景原理などの解明に関しては、まだまだ未知の領域であることも事実だということです。ゆえに、どこまで解かっていて、現状で何がまだ解明されていないのかをしっかりと捉え、認識していくことが、それらを普及していくうえでの大事な立ち位置となると考えています。

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