『HADO LIFE』2025年春号
小蜜柑 泰(こみかん たい)

 

 ときおりふと浮かぶ、色に触れたリーディングがあります。「最後の晩餐」のさいに、イエス・キリストが身にしていた衣の色です。

「最後の晩餐が見える――ここに主がおられる。…中略… 主の衣は白ではなく、真珠の灰色で、一つに縫い上げられている。これはニコデモが主に贈ったものだ」(5749-1)

 絵画に見られる姿から、白だと思っていたイエスの衣が、灰色だという。それから、思い出しては「真珠の灰色」の衣をイメージしてみました。やわらかな光沢と滑らかさ。これをもたらしたであろう、吟味された素材と丁寧な仕事。ほのかな温もりと献上した人の想いが伝わってくるように感じました。真珠の灰色の衣…なんとも美しい表現です。
 地球には花や動物、鉱物などさまざまな色があります。色について、ケイシーはどのように語っているのでしょうか。

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