ニューロコードリサーチセンター チーフサイエンティスト
タン・ジュエル・ホイ博士
| 今回の特集記事は、シンガポール在住で世界的な活動をされているIHMの強力なサポーターの方から、興奮気味にある人物を紹介されことが発端となりました。その方は、科学者として非常に特異かつ輝かしいキャリアを持たれている方で、国家的なレベルのお仕事もされている企業のCEO、同時に別会社のGMでもある方です。その多彩な活動の中で、今回お伝えするのは、その方の背景とともに、5Gや他電子機器による電磁波の悪影響が日常生活にはびこるようになってきた現状を受け、特に人間の脳の働きと「デジタル認知症」についての画期的な研究をもとにする、これまでとは発想の異なるそれに対する対策法につながるお話です。その方はDr.タン氏。シンガポールの名士でもいらっしゃいます。 |
テクノロジー開発の世界的天才が最先端のブレインケアについて語る。
はじめまして、皆さん。私はタンと申します。
私は、現在シンガポールに住んでいます。シンガポールという国は世界に先駆けて5Gを導入した国としても知られていますが、私たちをとりまく環境の変化にともなって生まれる様々な影響について、研究者もしくは事業を展開する経営者としてもずっと以前から大きな関心を寄せていました。特に脳に対する影響というのは、現在もはや完全に無視できなくなってきたと言っても過言ではありません。5G、Wi-Fi、電子レンジなどの家電製品を使用することによる影響は、私たちの健康を脅かし、脳にダメージを与えます。たとえば、さっき言ったことが思い出せなくなっていたり、深い眠りがとれなくなって恒常的な不眠症気味のコンディションであったり、いつもボーっとしてしまうような感じであったりと、人によって様々です。
そのような状況下で、単に強い関心を寄せるということではなく、もっと積極的に私自身のバックグラウンドを余すことなく発揮してこの問題を正面から受け止め、いつしかその対策を考えるようになったのです。幸いにも、私は学生時代に電子工学を修め、その後社会人となり研究職を生業とするなかで、得意とするのはアルゴリズムの解析などでしたので、脳神経系の働きの機序との関係を見出すまでには、そう時間はかかりませんでした。現在では脳科学における博士号も取得していますが、アルゴリズム解析というのは、いわゆる「コード」の解析ということになりますので、脳神経に関する解析にまさにうってつけの素養となったのです。それに電子工学畑出身ということで、電磁波と脳との関係というのが、社会貢献につながる意味でも、自然に自分の中で探究していくべきテーマとなっていったのでした。
